花粉症の舌下免疫療法(シダキュア)開始から1度目の春を迎えて

木香薔薇

 こんにちは!スギ、ヒノキ、ネコアレルギーのはみあです!

 花粉症、本当につらいですよね。春は鼻閉と鼻汁により眠れない夜もたくさんありました。このままでは花粉症が死因になる日もそう遠くないのではと思う夜もありました。

悲痛の叫び

 ところでわたしが花粉症をはっきりと自覚したのは約3年ほど前でしょうか。だいたい2〜5月頃になると、鼻閉、鼻汁、それに伴う呼吸困難感、不眠、食欲低下、口渇、意欲・活動の低下等の症状に苦しめられてきました。本当に最悪でした。死ぬかと思った。
本当は3年以上前からも症状はあったように思えますが、症状が軽度だったことからか自覚がなかった、もしくは自分が花粉症であることを認めたくなかったような気がします。
しかし症状を改善させるには、まず現実を受け入れ病識を持ち、適切な機関のアドバイスを素直に受ける必要があります。
ということで2019年6月、耳鼻咽喉科で舌下免疫療法の相談を受け治療を開始してから最初のスギ・ヒノキの季節を終えたためここに記録をします。
※わたしが受診した医療機関ではシダキュアが処方されましたが、医療機関により採用薬が異なる場合があります。

 わたしの所感の前にシダキュアについて簡単にまとめましたので興味のある方は参考程度にご覧ください。適応や副作用、治療上の注意等については詳細を書いていないため実際に舌下免疫療法を受けたい、検討したいという方は必ず医療機関(耳鼻咽喉科で大丈夫です。)を受診し医師と相談をしてください。

スギ花粉症の舌下免疫療法とは

 アレルゲン免疫療法(減感作療法)の一種で、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を少量ずつ体内に取り込むことでアレルギーによる症状を軽減させる治療です。舌下免疫療法の場合はお薬(舌下錠といいます)を舌の下で溶かすことで成分を口腔粘膜から吸収します。
また、アレルゲン免疫療法(減感作療法)には皮下注射にてアレルゲンを取り込む方法もあります。
※必ずしも期待される効果が得られるとは限らないため主治医と相談の上で治療方針を決定してください。

治療スケジュール

おおまかにはこんな感じです。

  1. アレルギー検査
  2. 初回投与
  3. シダキュアの容量アップ(初回投与から1週間後)
  4. 定期的に受診をしながら毎日内服(3〜5年)

1.耳鼻咽喉科受診

 6月、耳鼻咽喉科を受診。シダキュアを処方するためにはスギ花粉症の確定診断を受ける必要があるため血液検査をします。※シダキュアは花粉飛散期は開始することができないため6月から12月が開始時期となります。

2. 初回投与

 内服血液検査にてスギ花粉症の確定診断を受けたら、初回のみ病院でシダキュアを投与します。(副作用の確認をするためです。)
初回投与は、病院でシダキュア2000JAU(JAUというのはアレルギー活性の単位のことで、数字が大きいほど容量が大きいものとなります)を投与し30分経過観察をします。30分後に医師の診察を受け、問題がなければその日はシダキュア2000JAUを1週間分処方され帰宅となります。

3.シダキュア の容量増加

 初回投与から1週間後、再度受診します。(このため、1週間後に受診できるスケジュールで初回受診を受けることをおすすめします。)
再診では副作用の確認をして問題なければシダキュア の容量を5000JAUに増量したものを処方されます。以後はだいたい1ヶ月に一度程度受診をしシダキュアを処方されるという流れになります。

治療期間

  基本的に3〜5年治療を継続することが推奨されています。
3年以上毎日薬を飲み、定期的に受診するのも実際やってみると結構大変なことと思います。実際に1年以上続かず途中で断念していまう方もいるそうです。

費用

 費用に関しても、受診する医療機関や保険証の種類により異なる場合がありますのでご了承ください。(そして明細書等を紛失しているのでだいたいの費用となっておりますがその点もご了承ください。)
医療費が3割負担のわたしの場合ですが、ざっくりと初診料約2000円、アレルギー検査料約5000円、初回のシダキュア2000JAU(7日分)が約500円なので初診から初回のシダキュア処方で8000円弱
その後、1ヶ月毎の受診と処方にかかる費用が約2100円/月(再診料約600円、薬代約1500円)。年間にするとだいたい25,200円程度(初診時にかかる費用を抜いてます)の費用がかかります。ちなみに上記にも書きましたが、推奨される治療期間は3〜5年間です。
 年間約25,200円が高いかどうかは個人の感じ方があると思いますが、わたし個人としては死ぬんじゃないかと思うくらい辛い花粉症の症状が今後軽減されるならやってもいいなと思いました。

服用方法

 基本的な服用方法や注意に関しては必ず医療機関で説明があるので、実際にわたしがどのように服薬管理をしているかを紹介します。
 まずシダキュア を内服するタイミングですが、シダキュアは服用後1分間は舌下に保持する必要がある点と服用後5分間はうがいや食事ができないため、朝の食事と歯磨きを済ませたら服用しそのまま身支度をするか、家を出る直前に服用しています。
次に、わたしの服薬コンプライアンスは看護師とは思えないほど不適切なため(常習的に服薬忘れをやります。)IFTTTというアプリを使用し、服用時間になると自分にシダキュア の服用を促すようなメッセージがLINEで届くように設定しています。
ちなみにアラーム機能でもよいのですが、消したらそれで終わりなアラーム機能よりも通知の残るLINEのほうが個人的には忘れにくく使いやすいと思っています。
※IFTTTの使い方に関してはわたしもあまり詳しくないので、ご自身でお調べになることを推奨します。

まとめ

  • スギ花粉症の舌下免疫療法は、アレルゲンを少量ずつ取り入れることで症状を改善する治療。
  • 開始時期は6〜12月。
  • 3年以上は毎日内服することが推奨される。
  • 治療期間は定期受診が必要。
  • 年間費用はおおよそ25,200円

花粉症の舌下免疫療法(シダキュア)開始から1度目の春を迎えて、得られた効果など

 さて、シダキュアの服用を開始して約1年が経過し、最初の春(スギ花粉の季節)が過ぎました。結論からいいますと、今年はほとんど花粉症の諸症状を感じずに春を終えることができました。
具体的にいうと、今年は抗アレルギー剤の服用もしておらず毎年お世話になっている鼻セレブの出番もありませんでした。1日か2日くらい少し鼻汁があったかな?という程度で苦痛を感じることがありませんでした。とても楽になりました。
もしスギ花粉症に悩まされていて舌下免疫療法を検討したいという方がいらっしゃったらぜひ耳鼻咽喉科等に相談してみてほしいと思うくらい今年の春は楽に過ごせました。
 ただし、今年は花粉が少ないといわれておりシダキュア の効果による症状改善かどうかの判断をするのはまだ難しいため来年、再来年と経過を観察していき、またブログに書けたらなと思います。
そして、スギ花粉症に悩み舌下免疫療法を検討している方の参考になれたら嬉しく思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

(アイキャッチは木香薔薇の写真です。)

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